| 《アンサンブル・ヤスミン》チュニジア公演・新聞レビュー記事(ル・トン紙) | アラブ音楽 |
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| コンサートの新聞レビュー記事(筆者:ハトゥム・ヌレッディン) |
2001年1月26日付《ル・トン》紙(チュニジア)・・・・・・・・(画像をクリックすると拡大できます)
第9面文化欄・音楽
--主題と変奏--
アラブ=日本音楽アンサンブル・ヤスミンへの
「スタンディング・オーべーション」
アンサンブル・ヤスミンのチュニジア・コンサートツアーは、火曜夜、カトリエム・アール劇場における記念すべきコンサートに、素晴らしい成果を残して完遂した。スファックス、モナスティールに続いて、チュニスの人々が、いよいよこのグループの独創的な魅力を味わう番だった。このグループは、アラブ音楽(とりわけチュニジアの)遺産を、日本音楽と融合させながら再現する。
そもそも独特の出会いから、弟子が師匠に捧げる美しいオマージュであるこのコンサートは生まれた。というのも、ヤスミンのメンバーのうち二人は、チュニジアにおいて、アリ・スリティとスラーフ・マナーの指導のもとで、アラブ音楽に導かれたのである。そして彼らは、グループとしては初めて外国で行うコンサートに、チュニジアを選んだ。
この夕べは、箏や三味線などの日本の楽器と、日本の音楽遺産の主題を、見いだす機会であった。そしてまた、もっともよく知られたチュニジアの歌が、日本風の変奏によって改訂され、演奏家たちの表現が入る形を見いだす機会でもあった。
実に、この夕べが終わってから、人々が口にしたのは、完璧さということであった。遜色ない再現という意味での完璧さではなく、演奏家たちが自分の音楽に個性を与える時、それが人の心をとらえるという完璧さである。楽譜の無味乾燥さとはほど遠く、ヤスミンのメンバーたちは、選んだチュニジアの歌に魂を与えることができ、そのことが、好奇心はあったがこれほどまでのパフォーマンスを期待していなかった観客を、文字通り圧倒した。
多くの人々が集まった、このチュニジア=日本友好の夕べには、野口雅昭日本大使やサミール・ベルハジ・ヤヒヤ国立文化委員会書記長らが出席していた。アンサンブル・ヤスミンは、フィナーレで、観客のわれるような拍手喝采に応え、観客への敬意をこめて、とてもリズミカルな「シディ・マンスール」を演奏した。「オールヴォワール、ヤスミン!」いやむしろ、日本でのようにこう言おう。「サヨナラ、ヤスミン!」 ハトゥム・ヌレッディン(松田嘉子訳・原文フランス語)
ル・トン紙のページ(http://www.tunisieinfo.com/indextemps.html)
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