《アンサンブル・ヤスミン》チュニジア公演・週刊誌紹介記事(アル・ムラハド紙) アラブ音楽
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コンサート前の雑誌紹介記事


2001年1月17日・週刊誌《エル・ムラハド》(チュニジア)・・・・・・・・(画像をクリックすると拡大できます)

雑誌ムラハド記事
31頁 文化--「人」の欄

松田嘉子
とても日本的な・・・
とてもチュニジア的な・・・

芸術愛好家たちは今週、チュニジア音楽を専門とする日本の楽団、「アンサンブル・ヤスミン」を見いだすことになるだろう。このアンサンブルは、モナスティール(1月17日)、スファックス(1月19日)、チュニス(1月23日)で公演を行ない、ケマイエス・テルナンやムハンマド・トゥリーキーの楽曲や、マルーフを演奏する。
 この楽団のウード奏者、松田嘉子は、チュニジアにおいて、巨匠アリ・スリティによってアラブ音楽を学び、以来その教えを日本において普及させることに励んでいる。この若い日本女性はチュニス高等音楽院にも学び、そして在日本チュニジア大使館の主催により、多くのコンサートを行なった。
 さらに松田嘉子は、サラーフ・アル・マハディの著書「アラブ音楽」を日本語に翻訳した。チュニジア文化を紹介するその努力によって、注目に値するこの「日出づる国のジャスミン」に、乞うご期待。また、とても日本的でとてもチュニジア的なこのコンサート・ツアーを実現させた、国立文化委員会の功労も大きい。   松田嘉子訳(原文フランス語)




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